ヨーロッパ原産のマメ科シャクジソウ属のハーブ。和名をムラサキツメクサ(またはアカツメクサ)といって、私たちが良く見るクローバーはシロツメクサです。 淡い酸味のある香りの赤紫色のかわいい花を咲かせます。 お花の部分にダイゼインやゲニステインといったイソフラボン類、アントシアニン、クマリンなどが含まれていて、これらの成分がエストロゲン様の作用を持つことで、女性の美容と健康に効果があると注目のハーブです。 気になるイソフラボンの含有量は、なんと大豆の10〜20倍もあるそうです。
大豆に含まれていることで有名なイソフラボンで、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を促進する効果があるといわれています。
2つともレッドクローバーに固有に含まれるイソフラボンです。 バイオカミンAは体内で肝臓からだされるミクロソーム酵素によって、それぞれゲニステイン、ダイゼインへと変換され、体内で吸収されます。
ブルーベリーなどに含まれる紫色の色素のことで、抗酸化物質であるポリフェノールの一種です。視力を改善させてくれる成分としてとても有名です。 その他の効果としては、コラーゲンの合成促進、血小板凝固抑制(サラサラ血にしてくれます)、抗炎症作用などが挙げられます。 私が調べた限りでは、バストアップに効果のありそうな記述は見つかりませんでした・・・。 なんか聞いたことあって体に良さそうだからかな〜?間接的には抗酸化作用で活性酸素が除去されることで体の機能がアップしてホルモン分泌もスムーズになってくれるかも。
クマリンとは植物に含まれるポリフェノールの一種で、干草や桜餅の葉っぱの香り成分です。体内で発生した活性酸素を除去する働きがあり、ガンの発生をおさえるといわれています。 水にも脂にも溶け、血液循環を改善し、リンパ液が細胞外に浸出するのを防いでくれるため、ムクミの改善にとても効果があるため、脚痩せのダイエット素材として最近注目の素材です。 アントシアニン同様、私が調べた限りではクマリンがバストアップ効果があるという記述を見ることはできませんでした。バストアップしながらダイエットできる商品であれば入っていてウレシイけど・・ってカンジ?
レッドクローバーに含まれるイソフラボンは、エストラジオール(卵胞ホルモン)ととてもよく似ているため、体内で非常に自然な形で利用されます。ですので、その効果としては「エストロゲン様」ではなく、ほぼエストロゲンと同様の効果を示してくれます。
レッドクローバーを摂ると、バストアップ成分によりエストロゲンの分泌が促進され、乳腺が発達します。 もちろん、反エストロゲン作用も持っているため、たくさん摂ったとしても必要以上に吸収されないため、エストロゲン過多による副作用の心配は少ないといえます。 ただ、妊婦さんや乳がんをお持ちの方、なんらかのホルモン異常により治療中の方は、お医者様に相談の上摂取したほうが無難です。