バストアップ☆な本 |
婦人科でキレイになる! 女医、池下育子さんによる女性の性についての解説書です。ピルの副作用から悩み、女性器の病気に関することまで幅広く書かれてあります。
バストアップに励む前にまず自分の体のことを知っておくのもいいですよ♪
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女性ホルモン |
よく聞く「女性ホルモン」。女性らしい体を作り出すためのホルモンですが、主には2つのホルモンを総称して呼ばれています。
ひとつは「卵胞ホルモン(エストロゲン)」で、女性らしい体を作るためのホルモンで、もうひとつは「黄体ホルモン(プロゲステロン)」で、子宮の内側に働きかけ、妊娠した際の赤ちゃんを守るためのホルモンがあります。
この2つのホルモンはある一定の周期で分泌量を増減させることで、排卵や月経を起こし妊娠に備えるよう体のバランスを保っているのです。
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卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン) |
2つのホルモンがどういう経路でどのように体に作用しているかを説明します。
まず、脳の視床下部から「性腺刺激ホルモン分泌ホルモン(ゴナドトロピン)」が分泌されます。このホルモンの分泌量に応じて脳下垂体より「卵胞刺激ホルモン」と「黄体形成ホルモン」が分泌され、さらにそれぞれが「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と
「黄体ホルモン(プロゲステロン) 」という女性ホルモンを分泌させます。
性腺刺激ホルモン分泌ホルモン
(ゴナドトロピン) |
↓ |
↓ |
卵胞刺激ホルモン
(FSH) |
黄体形成ホルモン
(LH) |
↓ |
↓ |
卵胞ホルモン
(エストロゲン) |
黄体ホルモン
(プロゲステロン) |
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各ホルモンの分泌量は一定のサイクルによって増減を繰り返しています。
流れを簡単に説明すると・・
・卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌されることでエストロゲンの分泌が盛んになります。
↓
・その後、FSHの分泌が低下すると黄体形成ホルモン(LH)の分泌が盛んになり、プロゲステロンの分泌も盛んになります。
↓
・LHの影響で排卵し、卵胞が黄体化します。
↓
・プロゲステロンの影響で基礎体温が高くなり、子宮内膜も厚くなり着床の準備に入ります。
↓
・着床しなかった場合、黄体ホルモンの分泌量が低下し、変わりにFSHが分泌されることにより再度エストロゲンの分泌が盛んになります。
↓
・その後、更にエストロゲンの分泌量が低下すると子宮内膜が剥がれ落ちて生理になります。
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どっちのホルモンが胸を大きくするか? |
答えは「どっちも」です。
まず胸が大きくなるにはエストロゲンの働きによって乳腺や乳管が発達します。その後プロゲステロンの働きによって腺胞や腺小葉と呼ばれるお乳を蓄えておく器官が発達して胸は大きくなっていきます。
すべてはバランスなのです。
とはいえ、サプリやジェルなどで有効成分を摂る時には少し注意が必要です。
上のサイクル図を見てもらうと、エストロゲンは卵胞期〜排卵までの間に盛んに分泌するとよいので、この時期にはエストロゲン分泌を促進するイソフラボンやプエラリアなどを摂ると効果的です。
ですが、黄体期〜月経期にかけても同じように摂取しているとエストロゲン過多となりホルモンバランスが崩れ、最悪の場合は子宮筋腫やガンなどといった病気を引き起こしてしまいますので闇雲にとればいいと言うわけではないのです。
人によりこのサイクルは違いますのでまずは基礎体温をつけましょう。
とったデータをもとに効果的に使用するアイテムを選べば効果も高く、安全です。
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