ボロンとはミネラルの１つで、ホウ素のことです。
黒色の半金属で、ダイヤモンドの次に硬い物質です。純粋なホウ素は天然には存在せず、ホウ砂やホウ酸石の形で存在していて、工業用にはガラスに混ぜて耐熱ガラス（パイレックス）を作ったり、金属と化合させてジェットエンジンのタービンになったりもします。

このような成分が実は骨を作るのに必要なミネラルだったりします。ボロンは「骨粗しょう症」を予防するサプリメントとして、とても注目を浴びています。

どのような仕組みで予防するかというと、カルシウム、マグネシウムの吸収を高める働きに加えて、エストロゲンを血液中に多く存在させる働きがあり、そのエストロゲンは骨細胞の減少を防いでくれるという訳です。

【追記−2005.11.8−】
ボロンの働きは、血液中に含まれるエストラジオールの濃度を適正に保つのをサポートしてくれるというのが正確なところのようです。エストラジオールはエストロゲンの前駆物質であるので同じと言えば同じなのでしょうか？また分かったらご報告します。

キャベツ・りんご・ぶどう・梨・桃・ハチミツ・レーズン・アーモンド・ピーナッツ・大豆・とろろ昆布・わかめ・ひじき・めかぶ・寒天　など・・・

※ボロンは熱に弱いと言われていますので、なるべく生で摂るよう心がけましょう。

１日の目安(3mg)
　　　　りんご　＝　1個
　　　　ピーナッツ　＝　100g
　　　　とろろ昆布　＝　30g

ハーブでは「ダンデライオン」が多く含まれています。
タンポポコーヒーといえば分かりますか？

なんでも胸にだけ脂肪をつけてくれるという都合のよい成分というふれこみです。
が、ボロンの効果としては、血液中のエストロゲンを多くさせてくれるというものなので、それが胸にだけ脂肪をつけることとはまだ勉強不足で分かりません・・・

が、血液中のエストロゲンが増えるとそれだけ乳腺や乳管の発育を刺激してくれるのでバストアップに効果があるのは間違いないと思います。

※ボロンはミネラルです。ミネラルですので多く摂りすぎると過剰症になりますのであまり極端に多く摂るのは控えたほうがよいです。目安は3mgと書きましたが、6〜12mgを適正量としているとあったりもしますので、それ以上を摂らないようしたほうがいいと思います。