タイ北部など、熱帯の一部から温帯かけて自生しているマメ科の植物で、タイではガウクルワと呼ばれています。
プエラリアは現地の人には「若返りの食べ物」として、古くより塊根をすりつぶしてハチミツと混ぜたり、スープ等に調理して食べられていました。
１９６０年にイギリスの科学誌「ネイチャー」に「プエラリアに含まれるイソフラボン誘導体に豊胸効果がある」と発表されてからは、世界中の研究者の注目を集めることとなり、現在のようにバストアップ成分として広く利用されるようになってきました。

更に、プエラリアにしか含まれていないとされるミロエステロール・デオキシミロエステロールが発見されると、タイ政府は1999年11月よりプエラリアミリフィカを稀少植物と認定し、原料の輸出を全面禁止にしました。
原料については輸出禁止ですが、タイ厚生省が承認した場合は「製品」としてであれば輸出が認められています。 タイでこの承認を受けた会社はわずか数社しかないと言われてます。

大豆に含まれていることで有名な植物性エストロゲンで、女性ホルモン（エストロゲン）の分泌を促進する効果があるといわれています。
その量はなんと大豆の４０倍にもなります。

葛（クズ）という植物に特有のイソフラボン配糖体のことです。

女性ホルモン（エストロゲン）の分泌を促進する効果がイソフラボンよりも約1,000倍もあるといわれています。

イソフラボノイド系物質で、プエラリアミリフィカ根にたったの0.002％ほどしか含まれていませんが、その作用は最も強力なエストロゲンであるエストラジオールに匹敵するとも言われています。その効能の遅効性、持続性から医薬品としての製品化こそされませんでしたが、作用自体はホルモン療法に使われる薬剤と遜色はありません。

女性ホルモン（エストロゲン）の分泌を促進する効果がイソフラボンよりも約10,000倍もあるといわれています。

☆ミロエステロール・デオキシミロエステロールは、プエラリアにしか含まれていない【幻の成分】と呼ばれるもので、この成分が入っているからプエラリアは他のバストアップ成分に比べて効果があるんですね♪

１９９８年１２月に発表されたタイ国立チェラロンコン大学の研究結果で実証されています。

２５歳〜４５歳までの女性約２５０人にプエラリアを摂取してもらったところ、実験に参加した女性のうち、痩せすぎている女性を除いた約８４％にあたる女性が最低でも２．５ｃｍバストアップしたという驚くような結果が残されました。

その中でも最も顕著な結果が出た女性は、たったの５日間でバストが２．５cm大きくなり、１ヶ月後にはバストが５cmも大きくなるというバストアップ効果が現れました。そして、これに加えてヒップが上がるとともに、肌も綺麗になったというヒップアップ効果・美肌効果までもが確認されています。

女性ホルモン（エストロゲン）の分泌が促進されることにより、乳腺の発達と乳房脂肪の増加が促進されます。

さらに、分泌が盛んになった女性ホルモン（エストロゲン）が、肌の下層に存在するコラーゲンやエラスチンを活性化させ、肌の弾力性や潤いを増すことで、シワをなくして美肌の促進を期待することができます。

また、年と共に女性ホルモンの分泌量が減るために生じる更年期障害に対しても、女性ホルモンを分泌を促進させることで大きな効果を期待することができます。

副作用としては、発疹などの皮膚症状や胃腸障害といったアレルギー症状が現れることがあるので、もし症状が出たら見合わせましょう。


＝　摂りすぎ注意！！　＝
プエラリアミリフィカ製品を紹介しているサイトなどでは、摂りすぎに注意を促す記述がみられます。
これは、プエラリアミリフィカが他のエストロゲン様作用を持つ食品に比べて大変強力な作用をもっているためです。

作用が強いと早くバストアップの効果が現れるのでいいじゃない！と思いがちですが、私たちの体にとっては余りに効果があるのも問題な場合があるのです。
プエラリアに含まれる有効成分は、エストロゲン様作用を示しますが、本当のエストロゲンではありません。なのに本当のエストロゲンに匹敵するほどの作用を示すと私たちの体から分泌されるはずホルモンが次第に分泌されなくなり、ホルモン代謝の異常を引き起こし、不妊症などの深刻な症状を引き起こす恐れがあるのです。